What Organic is. by YOSUKE
こんばんは、HAPPA STAND代表の佐藤陽亮です。
今回は先日東京で行われた有機JAS講習会で学んだことを
少しみなさんに共有したいと思います。
まず、最近よく耳にしたり見たりはするけど
オーガニック・有機とはなに?
と思っている人も多いかと思います。
最初は自分もそうでした。
芸能人が使っていたり、おしゃれなカフェや美容院で
目にするフードやコスメだったり。
店頭でも「オーガニックって知ってますか?」と聞くと
おしゃれなものとか、高級なもの、無農薬と答えるお客さんが
多い印象でした。
今回の研修で学んだ「オーガニックの定義」を最初にお伝えします。
・環境の保全
化学農薬や化学肥料を使わずに、水、土、大気を汚染から守る。
・健康な生活
保存料や着色料などの添加物をできる限り低減し、食品の安全性を
確保する。また、化学的な染料や塗料を使用せず、アレルギーのない
生活を目指す。
・自然との共生
自然の動植物を守り、生物多様性を保全する。
・身土不二
適地適作、地産地消で、地域の文化を大切にする。
・健全な社会
児童労働の禁止、植民地栽培の排除、南北格差の解消など
人を大切にする社会を実現する。
少し難しい言い方が並びましたが、簡単に言うと
「地球環境や自分の身体、地球のみんなのことを守ろうよ。」
って考え方に基づいています。
HAPPA STANDでは、オーガニックってなに?って聞かれたら
「本来の、元来の、昔ながらの生産方法で作られたモノ」
と言うように伝えています。
オーガニックってそんなに難しいものでも、高級なものでもなくて、
僕らのおじいちゃんおばあちゃんの時代には、昔ながらの
作り方で、堆肥を撒いたり、虫をとったり、草をむしったり
手間暇かけて作られた野菜ばかりでした。
しかし、いつの日か、人口が増えて、おいしさや見た目だけを求める人が増え、
大量生産型で、見た目が綺麗で、楽に作れるようにプロダクト化されました。
「食べ物」ではなく、「商品・製造物」のニュアンスの強いものが
スーパーマーケットには多く並ぶようになってしまった気がします。
もちろん、オーガニック食品の方がより良いと僕らは信じていますが
オーガニックでは無いもの、に対しても否定的ではありません。
全て無農薬で生産しようと思うと食料自給率の問題であったり
共有量がまかなえなかったり、価格が上がりすぎてしまう問題も
出てくると思うので、バランスが大切だと僕は考えます。
要は、友達やお客さんに選択肢をあげたい。
コーヒーもいいけど、お茶もいいよね。とか
とりあえず値段重視の安い野菜もいいけど、たまには身体のことや
地球環境のことに目を向けて少し値段は張るけど今日は
オーガニックのものを買ってみようかな、くらいで良いかと思います。
オーガニック=高いモノ、セレブリティ、おしゃれ
とか一括りにするんじゃなくて
そもそもの考え方は、昔からの生産方法で作られたシンプルなモノで
みんなでみんなの地球のことを考え、アレルギーのない生活を目指し、
同じ地球で動物や植物と共に生きて、自分たちの故郷の文化も考え、
児童労働の禁止など人と人との関係性まで良くしようよ、っていう
とてもポジティブな考え方なんです。
もし、この考え方に少しでも共感してくれる人がいたら
スーパーやHAPPA STANDでオーガニックのJAS認証を見かけたら
手に取ってみてもらえると嬉しいです。
自分を含めて、スタッフ一同オーガニックについては日々勉強中ですので
お気軽に聞いてください!
現在の分かる範囲で、一生懸命お答えします!
またオーガニックの考え方については、このブログでも
色々とお伝えしていきます。
では、この辺りでお暇します。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
では、良い週末をお過ごしください。
Have a beautiful weekend:)
Peace out
報恩感謝