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NOT OLD, BE CLASSIC.「時代を越える粋なモノ」

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玉露と煎茶の違い by MIYUKA

こんにちは。

HAPPA STAND STORE MANAGERの石竹です。

お茶にはたくさんの種類があります。

HAPPA STANDでも数種類の日本茶をご用意しております。

何種類かあると、どれにしようか迷ってしまいませんか?

前回は焙じ茶についてお話したので、今回は玉露と煎茶の違いについて

説明します。

同じ緑色の葉っぱなので違いがわかりにくいかと思いますが、

見た目や味などその辺も踏まえて違いをお話していきます。

玉露は日本の最高級茶と言われ、小さい湯呑みで少量を少しずつ味わう

極みのお茶です。

特徴はトロリとしていてよく”ダシみたい”という表現をされます。

栽培方法としては新芽が出始めか、茶摘みの3週間前から日光を遮って、

栽培遮光率は70%前後から始め、茶摘み前には90%以上の遮光率で育てます。

日光を遮ることで、茶に葉緑素が増し、鮮やかな緑色になります。

また、収穫は基本手摘みなので、手間がかかるため

高級なお茶として扱われています。

味の特徴は、甘みとコクのある味わいで遮光栽培特有の

「覆い香」と呼ばれる香りも楽しめます。

苦味成分のカテキンが抑えられているので、

旨味成分のテアニンを豊富に含んだ苦味のない味わいです。

玉露の淹れ方も煎茶と違います。

煎茶が80度前後で淹れるのに対し、

玉露は50度前後のぬるめで抽出時間も約3分くらい。

低い温度で時間をかけてゆっくり抽出する事で

玉露の旨味を最大限に出す事ができます。

逆に、新芽が出てから茶摘みの時期まで日光を遮ること無く

栽培されるのが煎茶です。

味にも差があります。

煎茶の特徴は、程よい苦味と爽やかな香りですっきりとした味わいです。

日光をしっかり浴びたことにより程よい苦味成分がうまれ、

きりりとした味わいが楽しめます。

当初の”煎茶”は文字通り”煎じる茶”の意味で、

茶葉を湯で煮出すことによって成分を抽出するため

今日のように急須で手軽に淹れられるものではなかったそうです。

玉露と煎茶、違い分かりましたか?

ちょっと贅沢したい時には玉露。

朝シャキッと目覚めをよくしたい時や免疫力をあげたい時は

カテキン の多い煎茶。

シーンによって飲み分けるのもオススメです。

現代はコンビニでも手軽に飲めるお茶ですが、

”急須で淹れたようなお茶” ではなく、

ちゃんと茶葉から抽出した

”ホンモノのお茶” を家で淹れてみてはいかがですか?


以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。

季節の変わり目で体調を崩しやすいので、お茶を飲んで免疫力をあげましょう!