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NOT OLD, BE CLASSIC.「時代を越える粋なモノ」

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そば打ち体験 by RIKU

こんにちは。

HAPPA STAND TAKIのRIKUです。

私事ですが、先日、HAPPA STAND TAKIの

隣にある蕎麦屋の「伊勢 翁」で

そば打ち体験をさせて頂きました。

写真は、その際に私が打ったそばです。

とても貴重な体験をさせて頂いたので、

その話を共有しようと思います。

「伊勢 翁」は、そば打ちの神様の異名を持つ「翁達磨」創立者、

高橋邦弘という方の暖簾分けでVISONに店を構えています。

完全自家製紛に拘り、そば本来の香り、風味、色味を

バランスよく引き立てています。

個人的には、冷かけたぬきそばが好きです。

ねぎのシャキシャキした食感と天かすの食感が

絶妙なバランスでマッチしていて、とても美味しいです!

では、そば打ちの話に入ります。

まずは、水回しという作業です。

そば粉と小麦粉を混ぜ合わせて生地を

作るところからです。

この作業はとても繊細で難しいです。

あとは、こねて生地を廻して広げていきます。

この作業もとても繊細で、少し力を入れるだけで

生地が薄くなったり、変形したりと

職人の技の深みを感じる部分でした。

一番印象に残っているのは、最後のそば打ちです。

2ミリ間隔で切っていく作業はとても繊細で

気が散ればすぐに太くなったり細くなりすぎたりと

麺の太さにバラツキが生じてしまいます。

自分では集中しているつもりでも、

そのタイミングで、自分はいま気が散っているんだ。

集中出来ていないんだ。と

自分を見直すきっかけにもなります。

手打ちそばの背景を知った上で、食べるそばには、

一杯2000円以上の価値があると、個人的には思います。

低価格で良い物があれば、それはそれで良いですが、

本当にその価格が適正なのか?販売価格を下げすぎて

日本の経済の為になるのか?

日本の土地が海外の富裕層に買われていくように、

低価格商売は、それ相応の賃金しか払えず、

消費も起こらず、既に貧しい国ですが、

ますます景気の悪化が目に見えます。

価格で勝負するのではなく、

本質の部分で勝負していく世の中に

なっていけばと思います。

以上、最後まで読んで頂き、有難う御座います。

素敵な週末をお過ごしください。