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NOT OLD, BE CLASSIC.「時代を越える粋なモノ」

HAPPA STAND HAPPA STAND

取扱店舗③ by KURI

 

こんにちは。栗本です。

 

第三回となるHAPPA STAND取扱店のご紹介です。

 

今回ご紹介させて頂くところは、

 

岐阜県高山市にある

 

飛騨高山美術館」です。

 

飛騨地方といえば、

 

連想されるキーワードとして

 

食べ歩きを古い町並みでしたり

 

白川郷が有名であったり、奥飛騨温泉、

 

「君の名は。」で一躍有名になった飛騨古川駅

 

など、世界中から人が集まっています。

 

特に古い町並みは平日でも真っ直ぐ

 

歩けないくらい人がいます。

 

その中で私が好きなところが

 

飛騨高山美術館です。

 

この美術館は私営で行われており、

 

館長のセンスや想いで成り立っています。

 

19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパの

 

ガラス工芸と家具作品を中心に収蔵している

 

世界有数の装飾美術館です。

 

今年23年目を迎える美術館の基本理念は

 

「美はトータルである」という館長の哲学に

 

基づき、収蔵作品だけではなく建築や

 

ランドスケープにまでこだわって

 

創り上げられています。

 

勝手ながらこの美術館のメインスポットに

 

思っているのはルネ・ラリックのガラスで

 

出来た噴水です。

 

1926年(約100年前ですね)

 

パリのシャンゼリゼ通りに2体対になって

 

設置されていました。

 

改修工事が行われたために、

 

一度この2体の行方は分からなく

 

なってしまったのですが

 

その内の1体が偶然見つかり、

 

現在その貴重な1体が

 

飛騨高山美術館にあります。

 

持ってきたのは館長です。笑

 

もう1体の行方は今も分かっていないので

 

この形のガラスの噴水は

 

世界にたった一つしかなく

 

この噴水のためのホールがあり、

 

七色に変化する光や

 

噴水の水の流れる音と合わせて体感できます。

 

説明だけだと魅力の1/3も伝わってないので、

 

ぜひ直接行ってみて下さい。

 

徹底して館長からスタッフの方まで

 

こだわりを持ち、細部に至るまで洗礼された空間です。

 

またミシュラングリーンガイド(旅行施設に特化した本)で

 

三つ星を取得し続け、世界的にも評価されています。

 

また楽しみ方は、美術館だけではありません。

 

美術館としては珍しく結婚式を挙げることができ、

 

地元の方からも慕われています。

 

その他にカフェやレストラン、

 

夏場はビアガーデンが開かれ、

 

多くの方で賑わいます。

 

飛騨高山へ行かれた際は、

 

ぜひお立ち寄り下さい。