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NOT OLD, BE CLASSIC.「時代を越える粋なモノ」

HAPPA STAND HAPPA STAND

ISECHA by HIROKI

こんにちは。

HAPPA STAND TAKIのHIROKIです。

今回は、HAPPA STANDの「ISECHA」の生産元である

「新生わたらい茶」で聞いた内容を綴ります。

先月、わたらい茶に行き

従業員の前川さんに

色々と話を聞いてきました。

ちなみに新生わたらい茶は、

HAPPA STAND TAKIから

5キロくらいの度会町にあります。

最初に

HAPPA STANDのISECHA「GEMMAICHA」を

おすすめしてほしいと言われました。

わたらい茶では、

一番茶を収穫した後に刈り取る

刈下(かりした)を玄米茶に使っており、

一番茶の風味を残したフレッシュな味わいに

仕上げているそうです。

それを聞いて、個人的には、

玄米の香ばしさに頼らない

煎茶とのバランスの取れた味わいだと

頭で想像できました。

また、わたらい茶は、

茶の栽培から袋詰めまでを

一貫して行っていることを知りました。

一般的には小売業者などが荒茶を仕入れ、

加工を加えて、

販売用の製品にすることが多く、

この時に産地や品質の異なる茶葉を

混ぜることがあります。

わたらい茶は生産管理に力を入れ、

原料も製造工程も明らかで

安心した御茶を提供していることに

想いの強さを感じます。

そして、一番印象深かった話は

土づくりについての話です。

わたらい茶は50年も前から

堆肥で土づくりをし、

有機栽培を始めたそうです。

ある時、

地下水に飲料水の基準を超える窒素化合物が

含まれており、

その汚染の原因が

化学肥料であることを知り、

そこで仲間を募り、

堆肥を使い土づくりを始めたそうです。

最初は3人で始めて、少しずつ仲間を増やし、

試行錯誤で有機栽培を行ったそうです。

今では自前の堆肥製造場を建設して、

近辺のシメジ栽培で使ったおがくずや

米ぬかで作る培養土と養鶏場の鶏ふんなど

処分に困っていたものを

堆肥の原料にしているそうです。

この堆肥を入れた土が、

病害虫に抵抗力のある茶を育てています。

病害虫に対して抵抗力を備えるためには、

良い土づくりをして

健康な茶の木を育てることが一番大切だそうです。

樹勢が強いと、

虫がついて食べられても

すぐに新しい芽が出るそうです。

今回は学びがあり、

生産者の想いは現場でしか

分からないことが多くあるので、

今後も”知る”ことを怠らず、

責任を持って伝えていきます。

御茶だけに限らず

オーガニックのモノには

生産者のストーリーや苦労、

こだわりが多くがあると再確認できました。

新生わたらい茶の

長年の経験や積み重ねを感じながら

伊勢茶を楽しんでみてください。

以上、最後まで読んで頂き、有難うございます。

良い週末をお過ごしください。